人を斬る
必要に応じて、いつでも腹を切る
それが、侍です。
町人や、我々現代の人から見ると、侍は理解しがたい人種かも知れません。
小説ではあるのですけど、現実もほぼ同じようなものだったはずです。
でも、だからこそ、魅力的とも言えるのでしょうね。
人を斬る
必要に応じて、いつでも腹を切る
それが、侍です。
町人や、我々現代の人から見ると、侍は理解しがたい人種かも知れません。
小説ではあるのですけど、現実もほぼ同じようなものだったはずです。
でも、だからこそ、魅力的とも言えるのでしょうね。
同じ題材を、いくつかの視点から描いた短編集です。
実話のような、小説のような、そんな話です。
今はきっと、会おうと思えば誰かに会えて、やろうと思えば何かをしやすい時代と言えます。
ホテル暮らしも、ユーチューブ撮影も、贅沢も。
それでもやっぱり、どこか遠い世界の話に感じるのですよね。
人懐っこい、というのは、何も動物などに限った話ではありません。
普通の成人男性がそうだったら?
実は色々な人に助けられて、人生が上手く行くようです。
本書は、今やイタリアンチェーン店のトップを走ると言っても過言ではない、サイゼリヤの元社長による著書です。
図々しいくらいが丁度良い、というのが本書の趣旨です。
確かに変な遠慮はしてないのですよね。
そこが相手からすると、気持ち良いようです。
きっと相手は、
「仕方ないなぁ」
と思うのでしょうね。
満更でも無く。
神がイニシアティブをとり、様々な出来事を起こし、人々へ働きかける
アブラハムの子イシュマエル→アラブの祖先
ユダヤ人の直系意外にも、神の恵みや愛が及んでいる
人は道を行く、間違えながらも歩き続ける
アッラーは「神」という意味
ユダヤ教 血縁上の父祖
キリスト教 信仰の模範
イエスは救い主である、という意味
旧約聖書の律法で、死体は穢れとされていた
隣人とは誰か?ではなく自らが助けを必要としている人の隣人になろう
聖書の「憐れに思う」は、腹の底からの強い思い
神は脱自的
常に新しく超えていく
人も神に似て創造された
脱自的であれる
イエスは、神は、苦しむ人と共に歩んでくれる
キリストの復活
弟子たちと共に歩んでくれると、明らかにされた
イエスの全生涯が神に肯定された
人は気づいた時には生かされている存在
古代ローマで出世する方法に、弁論法があった
真の恋愛対象は神
回心は、じわじわゆっくり聖書が読めていくプロセスでもある
幼子にならなければ、神の国には入れない
人生は間断のない試練
神、自分、他者、自然と調和をとる
自ら困っている人のところへ行き手を取る
そこで神に会える
人同士は水平
人と神は垂直
その二つの視点があると自分がよくわかる
ケノーシス:自己無化
自分を虚しくして 、弱い者や小さい者とともにある
人は傷つき苦しむ存在
神もまた人を切望している
有意義ではなく、苦しかったり退屈だったりする
一つでも有意義なことがあれば、それでよい
イラストとストーリーや言葉で、今はかなり有名なヨシタケシンスケ氏。
本書は、その最初の作品です。
なんだかホッとして、面白くて、それでいて納得するという、心の様々な部分に訴えるものがあるのですよね。
辛い時に読むと救われる人は、きっといるはずです。