雑読書、フットサル、人生相談を趣味に持つ、獣医で小企業の社長のブログ

娘との交換日記に返事が無くなり、その寂しさから始めたブログです

『エッセイの書き方』岸本葉子

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エッセイストをしている著者が、エッセイの書き方を解説してくれている本です。

 

エッセイは自分が書きたいことを書くものです。

もう一つ気をつける必要があります。

それは、他者が読みたくなるように書く、と言うところです。

1、読みやすい

2、興味を持ちやすい

以上2つを意識して書きましょう。

 

テーマにストレートに進まず、少し外してみましょう。

 

起承転結の転が、エッセイではとても大事です。

転を中心に書いていきましょう。

ここで読者に、へー、と言わせることができると、とても良いです。

転→起→承→結の順考えていきましょう。

 

承の部分で字数を調整しましょう。

エッセイは文字数が決まっていたり、テーマが決まっていることが多いです。

 

エッセイは3種類の文章から構成されています。

1、枠組み → 小説ではあまり使いません

2、描写

3、セリフ

 

書き出しの文章を短くしましょう。

問いかけや呼びかけでも良いです。

 

出だしで人を惹きつけることができるととても良いです。

 

エッセイは、作文とも違うし、小説とも違って気をつけるべきところや構成が、いろいろあるようです。

文章を書く手助けになるので、どんなものでも書いている人にはお勧めです。

 

 

 

『うちの子になりなよ』古泉智浩 イースト・プレス

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特別養子縁組という制度があります。

預かった子どもを6歳未満で籍にいれると、戸籍に養子と記載されず、実子とほぼ同じ扱いになる、という制度です。

 

著者は子どもが出来ず里親登録をしています。

0歳から、男の子を里親として預かることになりました。

本書では、この男の子は2歳になっています。

 

2歳の男の子と言えば、なかなかのものです。

喋るし、動くし、言うことを聞かないし。

イタズラをするし、夜寝ないし、抱っこなどをせがむとキリがないし。

まあ、大変です。

ちなみに、里親さんが体罰をするのは絶対にNGだそうです。

里親としての資格が無くなってしまいます。

 

里親さんは大変なのかと思いながら、本書を手に取りました。

しかし読み進めていくと、子育ては実子と全く変わりがないように感じました。

考えてみたら、昔は家を存続させるるために、養子がとても多かったのですよね。

うちの祖父も養子だったと聞いています。

血縁は大事かも知れませんが、愛情の方がもっと大事なような気がしました。

今後も、ご家族みなさんで幸せに過ごすことを願ってやみません。

 

『どうしよう』壇蜜

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壇蜜さんのエッセイ。

テレビに出ているのを見て、賢い人かな?程度のイメージを持っていました。

冒頭で著者は述べています。

 

昭和生まれ、女子校育ち。

副業なしで壇蜜として勤めて5年。

人生は"どうしよう"の連続だ。

 

一つ目から「恋人を呼び間違えて」

かなりのインパクトがあるタイトルです。

次は「酸いも甘いも常識も知らず」

色々な経験を経ているように見られるが、それほどでは無い、どころか常識さえ無い。

しかし、女子校については詳しい。

 

7年前からブログを始めて、継続している。

努力家なのか、きちんとしているのか、惰性で続けているのか。

そんな色々なイメージを抱かせるような文章が続きます。

派手ではなく、穏やかな日常を過ごしている様子が描かれていきます。

その中で、読んだ漫画の話が出てきます。

主人公が女性からゼラニウムを贈られます。花言葉は、なんて器用なの?です。

意図は二股の恋を疑っての皮肉なのですが、主人公は考え違いをします。

オレって、手先が器用だもんね!やったー!褒められてる!

 

この漫画、原作で全巻揃えたしアニメも見ていました。

ほぼ同年代なんですね、壇蜜さん。

なんだか親近感がわいて、ファンになってしまいそうです。

 

 

 

『定年まで待つな!』成毛眞

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現在から未来の日本は、かなり厳しい状況になっていることが予想されます。

そしてそれは、ほぼ間違いの無い事実です。

特に今のミドルエイジには、相当に厳しい未来が待っています。

そこで、これからどのようにして行ったら良いか、それを著者が提案して行きます。

 

今後の日本は高齢者がどんどん増えてきます。

それに伴って、老々介護が増えます。

そもそも働く人がどこでもみんな老人です。

病院や介護施設は長蛇の列で、まともなサービスを受けられる可能性は低いです。

年金も減るのも間違いなく、医療費の自己負担は増えます。

消費税は30〜40%に増えるかも知れません。

場合によっては、ハイパーなインフレを政府が仕掛ける可能性もあります。

 

資格が必要な職業はテクノロジーの進歩により、ほとんどが不必要になります。

多くの人が、有利な転職を考えると良いです。

地方の中小企業が狙い目です。

老舗の企業や異業種や海外勤務など、色々選べます。

プログラミングはある程度身につけておきましょう。

第一印象を良くしましょう。白髪を染める、スーツくらいはジャストサイズにするなどもおすすめです。

ちなみに語学力がなくても海外で働くことは出来ます。現地で習得したり、ビジネスの会話だけでも身につけるという方法もあります。

 

趣味を副業にするのも良いです。

盆栽を長い期間育てると、かなり高額に売れる可能性があります。

メダカ、昆虫、サボテンは、交配により珍しいものが出来ると億単位で売れることもあります。

 

今後は様々なことが大きく変わります。

そして、稼ぐ方法も大きく変わります。

生活の仕方や生き方も、相当です。

これからの世界で良く生きていくには、多くの変化に対応できる必要があります。

本書は、多くのミドルエイジの指針になるはずです。

 

『イニシエーション・ラブ』乾くるみ 文春文庫

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小説を読むのを、なるべく控えるようにしています。

なぜなら、一度読み始めて楽しくなってしまうと、寝食を忘れて読み続けてしまうからです。

しかし、そうは言ってもねが好きなので読んでしまい、ついつい楽しくなってしまうんですよね。

本作品は、そんな小説でした。

 

A面

鈴木は垢抜けない大学生。

慣れない合コンに参加することになり、成岡繭子と出会う。

時代は1980年代で、電話や待ち合わせや、喫煙や、クリスマスの色々など、今と全然違うということを楽しめる。

出会い、鈴木の変化と2人の恋愛が進展して行く様子が、描かれて行く。

 

B面

新社会人になる鈴木。

静岡から東京に出向するため、成岡繭子とは遠距離恋愛になる。

東京では寮生活をしたり、残業をしたりと、なかなか忙しい。

それでも恋人と懸命に上手くやって行こうという様子が描かれて行く。

 

文庫本の裏表紙に、最後から二行目で、それまでと全く違った物語に変貌する。と、書いてあります。

そこが興味をひいた所でした。

所々で何となく違和感を感じていたのですが、その理由がわかりました。

 

これは本当に怖い話です。

読んだ人と語りあいたい、と思う内容でした。

 

 

 

 

『靴磨きの本』長谷川裕也

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靴磨きについて書いてある本です。

皆さんは、ご自身の靴を磨くことがありますか?

しないという人が多いようで、面倒であったり、必要と感じなかったり、安い靴だからであったり、買い換えたり消耗品だから、という理由だそうです。

 

著者は、青山で靴磨き専門店を営んでいる、職人さんです。

最初はやり方もよく分からないままに、100均で買った道具を使用して路上からスタートします。

そしてついに「君の靴磨きはへたくそだから、他の靴磨き屋さんの所行って勉強したほうがいいよ」と言われてしまいます。

そこで著者は、長年靴磨きをしているおじさんのやり方を観察したり、同じ道具を買いに行ったりと、研究を始めます。

実際に地震の靴を様々な靴磨き屋さんに磨いてもらったり、靴磨きの書籍を買い漁ったり、イベントやセミナーに行ったり、講習会に行ったりもしました。

さらに、中古の革靴を煮たり焼いたり、レンジで温めたり、こういった実験を繰り返したりとありとあらゆる努力をします。

 

靴は履き潰すのではなく、10年以上付き合える相棒を見つけられると良い。

日ごろのケアや簡単な補修をできれば、靴に手をかければかけるほど、長い付き合いが続いていく。

場合により50年履き続けることを目指せる。

 

長く付き合う靴を選ぶには、30,000円前後のものが良い。

本革で、スムースレザーがオススメ。

やはり定番デザインが長くはけて、修理できるような製法であればより良い。

お店でプロの知識を借りながら正しくフィッティングすると良い。足のサイズは1日の内でも変わるので、むくんでいる時間帯に試着するのがベター。靴に合わせる予定の靴下を履いて試着する。

 

靴を買ったら、まず1回磨く。その後は月に1度のペースで磨く。さらに履き方やしまい方にも気を配ると、長い付き合いをしやすい。

 

基本の靴磨き。

1、紐やバックルを外す。シューツリーを入れる

2、埃を落とす

3、クリーナーで拭き取る

4、クリームを塗る

5、クリームを馴染ませる

6、余分なクリームを拭き取る

7、ワックスを塗る

8、水をつけて磨く

9、磨きを繰り返す

10、最後は水だけで磨く

完了!

9の磨きを繰り返す工程では、味覚ほどに艶が出てくるので、好みのツヤになるまでこの工程を繰り返す。

 

他にスムースレザー、ガラス革、エキゾチックレザー、スエード、革小物まで、磨き方が書いてあります。

 

靴が綺麗だと、実際に気持ちが良くてテンションが上がります。

この本は、特に革靴を履くことがある人に買って、実践していただきたいです。

『後悔しない生き方』堀江貴文

 

後悔しない生き方

後悔しない生き方

 

 

 

ホリエモンこと、堀江貴文さんの著書です。

こういう生き方をすると後悔しないよ、とか、楽しいよ、という事が書かれています。

 

やるかやらないか。

やらないと、自分に才能があるなも分からない。失敗したらまたやれば良い。

熱中してやれることはとても大切で、やめたい事はすぐにやめて良い。

 

一歩踏み出しす力。

したいけどやらない。人はやらない言い訳をして、楽をしてしまう。

小さな成功体験を積み重ねると、成長して前へ進める。他人ではなく、これまでの自分と比べる。

何かを始めるには、準備に時間をかけずに始めてしまえば、うまくいく。やりながら学んでいく。

 

時間とお金の戦略。

時間がとても大事。他人のために使う時間と自分のために使う時間を、分けて考える。そして自分の時間を生きる。

時間を無駄にしないという意識を持つ。隙間時間も使う。効率化する。しっかり寝る。

お金を稼ぐ。時間を換金するのではなく、お金自ら価値を生み出して稼いで貰える。稼ぐと、お金から自由になれる。

貯金ではなく投資をする。一番お金を使うべきタイミングは、今だ。

お金は増やせるが、時間は増やせない。時間は命と同義で、真剣に考えるべきものだ。

 

情報で勝つ仕事術。

情報を浴びる。それも膨大な量を。すると、新しい発見やアイデアが浮かぶ。情報をもとに思考してアウトプットする。

自分の価値を惜しまず与えていく。

やりがいは自ら作る。

出来ると確信して、全部やる。

100人に1人の肩書きを持つ。それを三つにしたら、100万人に1人の存在になれる。

人が話しかけたくなる、というのが本当のコミュニケーションスキルだ。

メールやラインの返信を早くする。

 

グローバル時代を生き抜く。

日本人がマネーで得をする時代は終わり、安さでアジアマネーを獲得すべき時代になった。

ネットなどの発達により、国境は意味を失いつつある。格安航空機でどこにでも行ける。

 

「いま」を変えるマインド。

イデアに価値は無くなり、実行とスピードが大事。

今を全力で生きる。

会社はいつでも辞められる。

やりたい事をやる。ビジネスになるかなんて、ハマっていたら、いつのまにかビジネスになる。

 

後悔しない人生。

経過した時間より、チャレンジした数が大事。

好きな事だけをして、後悔せずに生きていける。

バカになって行動する。社長はバカが多い。決断したら、人生が変わる。

人生も仕事も楽しむためにある。

 

以前、終末期医療を専門とする医師の著書を読んだ事があります。

ほとんど大部分の人が、死ぬときに何某かの後悔を抱えたまま旅立つ、と書いてありました。

堀江貴文さんがこの本を読んだのかは、わかりません。

しかし、医師と実業家が異口同音に全く同じことを言っています。

やりたい事をやる、それもすぐに。

これはとても大事なのだと 、はっきりと分かりました。