愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

立川にはかなりの味がある

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全国の皆さんは、東京都に23区外の地域があるのをご存知でしょうか?

東京都ではなく、埼玉県でもない。

時に多摩県とも揶揄される地域です。

 

私は一番最初に立川を訪れた時、とても大きな失敗をしました。

それは、西武立川駅で降りてしまったことです。

立川駅近辺では、様々なデパートが立ち並び、とても充実しています。

一方、西武立川駅近辺は閑散としています。

そんな事実を知らなかった当時の私は、立川も西武立川も近くでそんなに変わらないだろうと安易に考え、西武立川の駅を降りて愕然としたものです。

そして、立川駅までタクシーを使いました。

遠かったです…。

これはありがちのエピソードのようで、本書にも紹介されていました。

行く前に読んでおけばよかったと後悔しています。

 

さて、本書にはそんな立川の魅力がたっぷりと紹介されています。

 

駅前にはデパートがたくさんあります。

競輪場と経過の出張所があります。

キャバクラやホストクラブなどの飲み屋街があります。

ウドとトマトが名産です。

IKEAららぽーとがあります。

周辺に大学が多いため、大学生が多いです。

お祭りがたくさん開催されます。

オタク文化を推しています。

旧市役所をリニューアルして漫画パークを作りました。

多摩の覇権を八王子と争っています。

 

こうしてみると、立川はかなりカオスな街と言えそうです。

この本は地域批評シリーズのうちの1冊です。

他に、足立区、豊島区、さいたま市千葉市などがあり、これはぜひ読んでみたいなと思うのですが、おそらくその地域の本屋さんかアマゾンでないと置いていない気がします。

読んだらその地域が好きになること請け合い、かもしれません!?