愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

仕事に向いているか向いていないかと、有能か無能か

「私はこの仕事に向いているのでしょうか?」

 

悩み相談をしているのですが、この質問を受ける事が度々あります。

私が思っている答えはこれです。

 

「その仕事が好きなら、向いています」

 

仕事が自分に向いているのか悩む場合は、職場の方や取引先や顧客に迷惑をかけたり、何らかの失敗があった時が多いです。

いいじゃないですか!と、私は思います。

失敗は誰にでもあるし、大体はリカバリー出来る物ばかりです。

そして何より、好きでやっている仕事であれば、必ず失敗が糧になって今よりも様々な人のためになるような事が出来るようになって行きます。

 

もし、仕事が好きでなくなってしまったら、それはもう向いていないのでしょうね。

好きな仕事を探して、それに移る事をおすすめします。

同じ職場の方がそうなってしまったら、とても悲しいですがやはり同じことを言います。

 

ところで、仕事をする人は有能だったり無能だったりします。

段どりの良さ、相手の気持ちを考えられているか、成果に目を向けているかなどなど色々な基準はあるかも知れません。

ただ、間違いなく言えるのは、有能な人はどんな仕事をしても有能で、無能な人はどんな仕事をしても無能だという事です。

仕事の内容によって、それぞれの差は縮むかも知れませんが。

有能なレストランの店員さんは、コンビニで働いても、学校の先生をしても、看護士さんの仕事をしても、有能なはずです。

一方、無能な店員さんは、タクシーの運転手をしても、サッカー選手だったとしても、歯医者さんだとしても、きっと無能でしょう。

どの仕事でも、根本には同じものがあります。

 

さて、この仕事は私に向いているか、という話に戻ります。

仕事が上手く行かないというのは、仕事の向き不向きとはあまり関係が無さそうですよね。

自分の気持ちにしっかり耳を傾けて、好きな仕事をしっかりやりましょう。

きっと、自分も他人も幸せにしてあげられるはずです。