愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

意外に大人なのかもしれない、四歳児

♪夢見たーい、恋したーい、せーい・いぃっぱぁーい

 

つい先日、ウチの四歳の次女が歌っていた歌です。

どこまで分かっているんだ?

まさかオリジナルでは無く、誰かの曲なのでしょうけど。

本当に一体何を考えているのかわかりません。

 

そんな次女のつい最近の口癖は

「知ってる!」

です。

それも憎たらしいヤツです。

 

「食事中に肘をついたらいけないよ」

「知ってる!」

いやいや、知ってたらやるなよ、と。

 

「保育園に遅れるから、早くご飯食べようね」

「知ってる」

それなら言われる前から出来るだろう、と。

 

「昨日はフランスが勝ってワールドカップ優勝したね」

「知ってる!!」

いや、絶対知らねーだろ!

 

万事こんな調子なので、少し意地悪な質問をしてみました。

「黒と白は英語で何て言うか知ってる?」

「知ってるよ」

出た出た、いつものヤツ!じゃあ、なんて言うの?

「ブラァクとホワイトでしょ」

その場にいた、妻と私はびっくりしました。

え、何でそんな事知っているの?

特に英語教育なんてした覚えはないのですが。

 

悔しくなったのか、長女が無茶な質問をさらに重ねました。

「それじゃあ、パープルは何色でしょうか?」

「それは分からないよ」

流石にそれは難しいよね、という空気になった次の瞬間。

purple(超なめらかなネイティブの発音)なら紫色だけど」

本当にびっくりしました。

君はバカボンの弟のはじめちゃんか、と。

 

その後、次女がbrownを茶色だと答えられなかった事に、妙にホッとしてしまった私は、紛れも無く凡人です。