愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『日本の古典傑作30選』土屋博映

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古事記日本書紀徒然草…。

日本人として知っておきたいけど、現在の言葉とあまりに違うので、なかなか手が伸びませんでした。

学生時代、現代文は得意でも古文は苦手だったのが恨めしいです。そんな中で出会ったのがこの本です。

漫画部分と文章部分とあって、とても読みやすいです。

 

枕草子土佐日記方丈記源氏物語伊勢物語平家物語太平記

やはりどれも読みたいと思いつつ、読み始められなかった物です。

 

どれも物語のさわりだけだったり、大まかなあらすじだけだったりですが、ほぼ知らずにいた読む前と比べると、それぞれのお話の何かは掴めた気がします。

 

色々な作品が紹介されたなかで、弥次さんと喜多さんが男色で出来ていた事を知ったのは、軽い衝撃でした。

おそらく子ども向けの本なのですが、このエピソードを入れる著者は、なかなかの攻めの人なのかも知れません!