愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『佐藤可士和の打ち合わせ』佐藤可士和

 

佐藤可士和の打ち合わせ

佐藤可士和の打ち合わせ

 

 

 

仕事をしていると、様々な打ち合わせであったり、会議を行う機会が度々あるのではないでしょうか?

そしてよくよく考えると、この会議って何のために開催されたの?とか、そもそも必要だったの?という残念な結果に終わっている場合があります。

これは本当に悲しいことですよね。

そんな事が無いようにしていきたいものです。

 

打ち合わせをするからには、プロジェクトが少しでも前に進むようにしましょう。

元来の目的がそれだからです。

みんなが一緒に作り上げる意識を持ち、必ず喋り、出席者は善意を持ち、反対の時は必ず代案を出す。

 

相手を気遣い、プロジェクトが誰の何のために行われているものかを考える。

ファシリテーターは特に大事です。

プロジェクト全体を見て、打ち合わせの意味を理解し、役割分担を支持し、発言者を褒め、時間をコントロールする必要があります。

 

これを読んで、以前でた会議がダメだった理由がよく分かりました。

会議の目的がはっきりしていない、もしくは開く事自体が目的である。

ファシリテーターがアホ。

 

打ち合わせや会議は、参加者の貴重な時間や労力を使って行われます。

全ての会議を企画する人がこれを読んで、無駄をなくしてくれると、日本は、ひょっとしたら世界は、もっと良くなるはずです。