愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

料理の才能、あったかも

今週のお題「ひんやり飯」

 

 

貧乏大学生だった頃、何気なくテレビを見ていると、料理番組をやっていました。

 

当時私の主食は、アパートの真ん前にあるスーパーの半額弁当でした。

地の利を生かして、丁度良い時間帯に買いに行っていたのです。

または、バイト先である居酒屋のまかないであったり、大学近くの安さと量が取り柄の定食屋さんであったり、でした。

自炊が安く済むのでしょうけど、ものぐさなのか料理が好きでは無いのか、得意料理はカップラーメンもしくはカップ焼きそばと言う残念な食生活を送っていました。

 

そんなある時に何気なく見た料理番組では、キャベツ丼というメニューを作っていました。

①新鮮なキャベツを切って、ゴハンの上に乗せる。

②お好みでマヨネーズをかける。

以上で完成。

料理と読んで良いのか甚だ疑問ですが、私が作るには丁度良い手順でした。

その日の夕食に、早速作ってみました。

 

新鮮で冷たいキャベツのシャキシャキとした触感と、ふっくらとしたご飯がマッチしていて、とても美味しかったです。

そこから眠っていた料理魂に火がつく!

・・・ことも無く、いつしかまた半額弁当、まかない、定食のローテーションに戻ってしまったのですけどね。

 

いつかあの味を、奥さんや娘にも味あわせてあげたい気持ちはあるのですが、なかなか勇気のいる料理なので、言い出せないでいます。